部活不要論の活発化!時代はどう動く?


5月
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部活不要論は、サッカー界では近年よく聞く言論です。
永らくサッカー界の主流であり続けて来た部活はこのままでいいのか。
監督の指示を聞くだけの、兵隊のような選手が多く生まれて来たように思います。

話題の日大アメフト部の事件は、対岸の火事なのでしょうか?
部活という閉鎖空間における、絶対的な監督の権力が暴走したこの事件は決してサッカー界でも他人事ではないはずです。

部活のメリット(私の個人的見解)

まず、メリットと言うわけではありませんが、日本にこうも部活が当たり前の様に浸透しているのは、そもそも学校にいけると言うのが当たり前で基本的には大学まで卒業するのが半数以上で「高卒」「中卒」というのは少数派であるのが理由であるのは間違い無いでしょう。学校単位での活動のため、授業からそのまま移動などでの「時間・体力の無駄」がなく、「テスト期間は休み」がしっかり取れ、「学校の友好関係のままチームを形成」できると言う点は、部活のメリットでしょう。

サッカーを楽しみながら、学友との友好関係を深めたい方にはメリットはあるかと思います。

部活のデメリット

僕自身、中学生の時には部活が主流であり僕自身部活で活動して来ました。
顧問の先生やチームメイトには感謝の念はあれど、実体験として数多くのデメリットを感じております。
tatsuya中学期
やはり顧問の先生の本職は学校の先生であり、うちはサッカー協会にも顔のきく熱心な先生でしたが試験の採点期間などは練習の終了まで先生がグラウンドに降りてこれない日はザラにありました。
そんな中では、選手の成長の瞬間を見逃しやすくなる可能性は大いにあるでしょう。
当然外部からの選手往来はなく、試合に出場すると言う選択肢を持ってチームを移ると言うことも不可能になります。
また、学校の生徒というのは千差万別でサッカーに対する意識の違いは一人一人如実に現れます。

逆に、先生には学校間での異動があり突然の監督の交代や学年によっては選手が集まらず突然の廃部に近い状態になることもあります。(これはクラブチームでもあり得ることですが)

何より、夏前には引退して高校入学まで半年以上のブランク。
15才という何より大事な時期に、こうも長い間サッカーに打ち込めないことは日本サッカー界において大きな損失でしょう。

ではクラブチームのメリット・デメリットは?

引き換えクラブチームのメリットは、
・自分にあった指導者でありチームを選べる
・専門の知識を持った指導者がいる
・意識を高く持った選手が集まりやすい
・スキル、意識レベルの高いチームと試合が組まれやすい
などなど様々あるように思います。

デメリットとしては
・月謝がかかる
・放課後の練習への移動に時間・交通費を消費する
といったところでしょうか?

交通の便や金銭面などの事情がなければ、本人がサッカーを高い意識を持って取り組みたい場合はクラブチームがいいのでは無いかと思います。

閉鎖空間が生む悪しき風習

部活(学校)という、閉鎖された空間では先生という存在はある種の絶対的存在になります。

権力は必ず暴走し、先生の機嫌や生徒の好き嫌い次第で同じプレーに対しての評価が変わることもあります。
本来関係はないはずの部活と授業の間で、先生からの生徒に対する評価が継承されサッカーとは関係のないところで選手としての評価も変わって来ます。

辞めることは学校内での、クラスメイトとの関係に響くため容易に決断することはできません。
さらに辞めた後、別の部活へ環境を移すということもほぼ不可能です。
僕の高校の友人で、サッカーのために九州に引っ越して国見高校サッカー部に編入した例もありますが。。。

つまり、指導者は失敗などから態度や考えを改めなくても学校に生徒が入るかぎり選手がよそへ移ることはなく。
選手が集まらなかったとしても、それは学校や少子化のせいにすることが可能です。

一方クラブチームでは、指導者の態度は即選手の退団につながりチームの存続に関わります。
指導者に能力がなければ、山ほどあるチームへと移動することが出来るわけです。
選手側に選択肢がある以上、指導者は知識を蓄え、選手の良さを伸ばし、選手・親御さんにとっても魅力あるチームを作るために思考し続けなければならなくなります。

部活が生んだ日大アメフト部の事件

2018年5月現在、世間を騒がしている日大アメフト部によるタックル事件。

これは紛れもなく、部活という閉鎖空間内の権力が生んだものだと僕は思います。

絶対である、監督がまさに試合の采配権という権力を振りかざして選手に悪事を指示。
大学である以上、編入などをしない限りプレー環境を選べないため従ってしまう選手。

いまや僕も第三種サッカーチーム「吹田フェノメーノ」の代表兼コーチです。もし仮に僕がこのような指示を出せば、選手は即吹田にある数多くの素晴らしいチームさんへと散っていく事でしょう。

それこそYOUTUBEなどで、ほんの少し認知度のある僕はスマホで証拠映像を取られ、ネットにアップされ、たちまち炎上してしまうかもしれません。

チーム=指導者>>>選手
ではなく
チーム=選手+指導者
であり、選手にはチームを選べる環境を整える必要があるかと思います。

私は部活不要論者

ドリ塾などでもよくいるのが、何をするにも僕の顔をわざわざ伺う子。
ドリブルをしていて、何を僕の顔を見ることがあるでしょうか?

おそらく普段から、言われた通りにプレーすることを心がけているのでしょう。
コツや考え方を伝えたら、あとは一しきり実践あるのみの「ドリ塾」では、何も指示してくれないから不安になり「僕は何をすればいいの?」と言わんばかりの表情で僕を見て来ます。

それだから、日本が強豪国になれず、ロナウジーニョのようなクリエイティブな発想を持った選手も現れません。
さらに日大アメフト部のような悲劇を生んでしまいます。

人数確保の難しいスポーツでの話ではありません。
僕はサッカーのようにプレーヤーの人数の多いスポーツは、クラブチーム主体で選手が意思を持って所属先を選ぶ。
そして、意思を持って移動や退団を容易に出来る環境を整える必要があると思います。

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