ビルドアップ時のDFライン3枚という欧州のスタンダード


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プレミアリーグ第8節 マンチェスター・C とリヴァプールの首位直接対決。
引き分けで痛み分けとなりましたが、結果次第では今シーズンの優勝を左右しかねない一戦をDAZNで見ていた中、両チームに共通して感じたことが「4バックの一枚は、ブルドアップの時どうしてるの?」という疑問。
そのまま前半途中で停止して寝てしまったのですが、その翌日 運よくそれが欧州のスタンダードである事、前に枚数をかけるための戦術である事を知りました。

#フィットキッカーの撮影後の車中でのカレン氏との会話

僕が出演させていただいている”#フィットキッカー”の撮影終わりの車中で、会話の流れの中で当然にカレンさんが

「4バックの一人が上がって、3枚でビルドアップする時のシティって新しいやん」

って話をし出しました。
僕からすると、「え?俺が昨日そこで悩んでたん何で知ってるん?」と思うくらいドンピシャのタイミング。笑
そこからは話を遮って、質問攻めを仕掛けたわけですが、結論としては後ろに重たくならず前線に枚数をかけて仕掛ける為とのこと。

まぁ、そらそうですわなと言った感じ。

#フィットキッカーぜひチャンネル登録よろしくお願いします。

“リヴァプール”と”マンチェスター・C”の違い

両者共にビルドアップ時の最終ラインの枚数が3枚という点、その際SBを押し上げるという点は同じ。
違ったのは一列前のボランチの選手を何枚置くか。

リヴァプールの場合


前者はジョー・ゴメス選手を押し上げ、センターのスペースのど真ん中にヘンダーソン選手が「ドン」と構える事で、上記画像の通り三角形を4つ作る事で一列目の枚数自体はシティ以上にかけれていたイメージ。
個人的にはファン・ダイク選手から、ヘンダーソン選手へのパスはヘンダーソン選手が完全な後ろ向きで受けてしまうのでプレスの厳しい環境下ではそのままダイレクトでハーフスペースのDFどちらかに叩くことが多くなりそう(実際にこの試合では多く見られた)で、あまり好きではない。

マンチェスター・C


対するシティは上記のように、ボランチを二枚配置し最終ラインの三人と角度をつけてポジショニングすることで出来上がる三角形の数は5個。当然、一列目と1.5列目の枚数は減りますが、選択肢が多くて個人的には好き。
そして、ボランチが二枚という点も踏まえて僕が代表兼コーチをさせてもらっている吹田フェノメーノにも合っている気がします。

人数が多いことで、同時に三角形の一つの面積も小さくなり奪われた後の相手との距離感も各選手が近くなり奪い返しやすかったりします。
リスク管理という点でもこちらの考え方の方が好きですが、これにはメンディ選手が約束事を守るというのが大前提。このレベルでは当たり前のことも、U-15世代の選手に徹底するということがどれだけ難しいかは既に体感済み。

ちなみにバルサの場合

ちなみに大人気バルセロナは、基本的には同じですがCBの間にラキティッチやブスケツが割って入って両SBとも押上っていました。
さらに言うと、前2チームのように誰がどの位置といった明確な決め事はなく現場現場で選手たちが役割を入れ替わりしているのかな?といった感じ。

これでは敵チームは、(自分が行っていいのか?)それとも(マークを受けわたすべきなのか?)と考えているうちに捕まえ切れずストレスの溜まる試合を強いられることになりそう。
その反面、この自由な発想の中で規律を生むと言った考え方はレベル云々ではなく”日本人”と言う基質上向かないのではないかとも個人的に考えます。だから、現段階では吹田フェノメーノの参考には僕はしない。

そこを踏まえて新生”森保JAPAN”初陣を見てみる

これらを踏まえて、見直したのは個人的に歴代日本代表の試合で一番面白かったと思っている先日のコスタリカ戦(これで4回目)。

やはりここでは、ボランチが一枚という点は除いて吹田Fと同様、DFラインを基本的にはそのまま崩さずに持ち運ぶような形のなかで誰が変化をつけるかという攻め方が多い様でした。

これは国として、DFラインを攻撃時・守備時に枚数を変動するというイメージが浸透していないためかなと思います。
僕がぼんやり見ていて気付いた事に、協会や日本代表に携わる人が気付いていない訳はないので。

この考え方に関しては、僕は知らなかったですし、知らなかっと事を恥ずかしくもなんとも思いません。世の中には知ってる指導者さんもいらっしゃると思いますし、僕同様知らない方もいると思います。
採用するしないはともかく、こう言った形は育成世代の選手に話として聞かせてあげる必要はあるのではないかと思います。

ロングキックの重要性

ここで感じるのは、やっぱりロングキックは重要だなって事。
何かロングキックを低劣な戦術と捉えている様な人もいる様に思えてならないのですが、20mほどのフィードを狙った軌道で蹴れるって事は皆さん大好きな「細かくつなぐサッカー」を目指す上でめちゃめちゃ重要。

それがまだ出来ないから、吹田フェノメーノはDFラインでボールを持っても強く来られて奪われてしまうことがある。

これが上記画像の様に一本頭を飛び越えて逃げられるだけで一見追い詰められた様で、一気に相手の矢印を後ろに向けて包囲網から抜け出すことが出来る。
このキックができてくると、相手もDFラインが余裕を持っている所に対して厳しく行きにくくなりこちらとしてもさらに余裕が持てて倍お得。

吹田フェノメーノに落とし込めるのか

ここで僕に生まれるミッションは吹田フェノメーノに落とし込めるか。
これが出来なきゃ何の為の経費で落とした月1,750円やねんって話になるわけで1,750円をかけて僕がサッカーの知見をちょっと蓄えれたでは意味がありません。

現在、ボランチにはパス成功率で一番の選手Aがいます。
CBにはボール奪取力に長け、中距離のキックが現状チーム内では抜きん出てる選手Bとアジリティの面で難があれど理解度および理解しようとする力がある選手Cがいます。


パス成功率の高いAに両CBの間に落ちてきてもらい、CB二枚と共に列を組む事で選手Aに一番多くの選択肢を与え、両サイドバックが二列目までラインをあげる事でまんまシティと同じ形で三角形を5つ作りながらリスクを最小限に抑える形はもしかしたら取れるのでは無いかと考える次第でございます。
そこで、現在選手たちと共に苦しんでいる繋ごうとするあまり後ろに後ろに重くなっていく問題も解消の兆しが見えてくるのかもしれません。

まだまだ一年目の新米指導者。YOUTUBEなどの効果もあってか、一年目の我々が任せていただくには過ぎた才能達を預かっているのでは無いかと思っています。彼らに報いる為の時間と労力は惜しみませんよ。

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